今までのカースピーカーは、右の写真のようなスピーカーユニットをドアなどに直接取り付けて、その内部をエンクロージュア(キャビネット)代わりに利用していました。そのため、スピーカーユニットの後ろから出る音はドアの外板や内装材を内側から振動(共振)させ、中低音が濁って不明瞭な、いわゆる「カーオーディオ臭い」音の原因のひとつになっていたのです。あなたはスピーカーの音を聴いていたつもりでも、本当はドアの音を聴かされていたのかも知れません。加えて、このようなドアの共振は迷惑な車外への音漏れにもつながります。
ユニット背面が開放され、エンクロージュア機能のない一般的な純正16cmスピーカー(概念説明用モデル)
これらは、もちろん純正スピーカーだけに起こる問題ではありません。たとえ純正スピーカーを高性能な市販スピーカーに交換したとしても、ドアの共振は解決しないばかりか、むしろスピーカーの駆動力が高いぶんだけ共振の悪影響が大きくなることさえあるのです。防振材料などを貼り付けて共振を抑える「デッドニング」も、ドア自体をエンクロージュアとして使う限り、その効果は限定的です。いっぽう根本的な解決策として、最近では木質系素材などでワンオフ製作したエンクロージュアをドア内に作り付ける方法がマニア層を中心に浸透してきましたが、製作費用や車両側への負担などの面で、どなたにも気軽にお薦めできるものではありませんでした。
ドアに直接装着した一般的なスピーカー(概念図)
ソニックデザインのウーファーモジュール(概念図)
そこで開発されたのが、本格的なドア内エンクロージュアを簡単な取り付け作業で実現する、ソニックデザインの「カジュアルライン カースピーカー」です。アルミと特殊樹脂のハイブリッド構造による直径148mmの強固な筒型エンクロージュアに、専用設計の77mm口径ウーファーユニットを一体化した「カジュアルライン カースピーカー」は、一般的な16〜17cm口径の純正ドアスピーカーとの交換装着が可能*。ワイドレンジ&ハイパワー再生とコンパクトなサイズを高度に両立するソニックデザイン独自のマイクロスピーカー・テクノロジーが、音の不明瞭さや車外への音漏れの原因となる不要共振を根本的に抑制し、曇りのないクリアなサウンドを実現します。
*車種により加工作業が必要となる場合があります。詳しくはソニックデザイン製品取扱認定店にお問い合わせください。
専用開発の高性能ユニットとエンクロージュアが一体化されたソニックデザインTBE-1877Biのウーファーモジュール
スピーカーユニットとエンクロージュアの完全一体設計で、スピーカーユニットの音圧によるドア外板や内張りの不要共振を根本的に抑制。本格的なドームトゥイーター(付属)との組み合わせにより、濁りのないクリアな再生音を実現します。
77mmの小口径ウーファーユニットは、振動系の軽さと高剛性を活かしたスピード感あふれるサウンドが魅力。ソニックデザイン独自の高精度・大振幅対応設計により、一般的な純正16cmスピーカーに匹敵する低音再生能力*も兼ね備えています。
*TBM-2577Aiで50Hz〜、TBM-2577Bi/TBE-1877Biで60Hz〜の低音再生を実現しています。ドアなどの共振がほとんど発生しないため、使用条件によっては低域の量感に不足を感じることがあります。その際はカジュアルライン サブウーファーとの併用、または前後2セットでの使用をお薦めします。
スピーカーユニットの背面から放出される音をドア内へ漏らさないエンクロージュア方式により、車外への音漏れを大幅に低減させました。信号待ちや静かな住宅街の走行でも周囲への音漏れを気にすることなく*、快適なリスニングが楽しめます。
*音漏れを完全に防ぐことはできません。また、安全のため走行中は適切な音量でお楽しみください。
アルミダイキャストと特殊樹脂、共振モードの異なる異種素材を強固に結合することで不要共振を最小限に抑えるチューニングを行っています。 *イラストはTBM-2577Ai。基本構造は全機種共通です。
ウーファー用エンクロージュアは、純正16〜17cm口径スピーカーとの交換装着に対応する直径148mmのコンパクトサイズ。代表的な日本車のスピーカー取り付けネジ穴に適合するブラケットが一体化されているほか、取り付け奥行を抑えた薄型エンクロージュア(TBM-2577Bi、TBE-1877Biに採用)やドアミラー裏などへの埋め込みが可能な小型トゥイーター(TBE-1877Biに採用)など、取り付けやすさに配慮*しています。
*車種により加工作業が必要となる場合があります。詳しくはソニックデザイン製品取扱認定店にお問い合わせください。
写真はトヨタ プリウス(20系)のフロントドア内張りを外した状態です。純正スピーカーはドア前方下部のウーファー(約16cm口径)とドアミラー裏のトゥイーター(約1.8cm口径)の2ウェイです。
TBE-1877Biのウーファーエンクロージュアは純正位置にボルトオンで装着可能。またトゥイーターも、前面グリルを取り外して同梱のマウントキットを併用することで純正位置にインストールできます。
内張りを元に戻して完成。インテリアの雰囲気を一切損なうことなく、不要共振を抑えたクリアな音質を手に入れることができました。もちろん、将来クルマを乗り換える際は容易に純正状態へ戻せます。
まずはフロントスピーカーを交換して、エンクロージュア方式のクリアな音をお試しください。リアスピーカー不使用時にお手持ちのデッキの4chアンプ出力を活かしてトゥイーターとウーファーを独立駆動できるバイアンプ入力にも対応しています。
HiFiカーオーディオの基本というべきフロント2ウェイ+サブウーファーの組み合わせ。付属の専用ネットワークにより、お手持ちのデッキの4chアンプでスピーカーとサブウーファーの音量バランスを調整しながら独立駆動できます。
前後4組のスピーカーをTBE-1877Biと交換装着するだけで、純正オーディオの音を自然にグレードアップする2ウェイ・8スピーカー構成のプラン。ドアの共振や音漏れを抑えて、色づけの少ないクリアなサウンドを手軽に実現します。
デジタルクロスオーバーを内蔵した市販の高性能ワンボディデッキでカジュアルライン(ネットワークレスモデル)のトゥイーターとウーファーをフルマルチ駆動。厳密なサウンド調整で、より高精度な音を目指す人のためのベーシックプランです。
*薄型(Bi)タイプもあります。
すべての席で豊かなサウンドが楽しめるようフロントとリアにTBM-2577Ai*を装着し、これにTBM-SW77サブウーファーを加えたハイグレードなプラン。市販のサブウーファー用パワーアンプを別にご用意ください。
*薄型(Bi)タイプもあります。
高級デジタルプロセッサーアンプ「デジコア808i」によってカジュアルラインの能力を限界まで引き出すプラン。リアスピーカーは後席乗車時のみ自動的に鳴らすこともできます。
*薄型(Bi)タイプもあります。




















































































